エンジニアは企業で働いていれば、通常は年間を通して一定の給料を支払われることになり、年次昇給などの機会や大きな成果を上げて昇格するときに給与額が上がることになる。現場でどれだけ努力をしても成果につながらなかったり、上司にその努力を認めてもらえなかったりすると昇給もほとんどないのが一般的だ。
逆に、手抜きをしていても最低限の業務をこなしていれば給与が下がらない現場も多く、本当に努力する意味があるのかと悩んでしまうエンジニアも少なくはない。このようなエンジニアにとって魅力的なのが独立してフリーランスになる方法だ。フリーランスエンジニアになると努力が報酬額に反映されるメリットがある。
フリーランスの場合にはクライアントから案件を請け負い、その要求に従って業務をこなすと報酬をもらえる仕組みになっている。困難な案件なら報酬も高く設定されていて、その業務をこなせるように必死に努力すれば高額報酬を受け取れるようになる。
一方、簡単な案件であってもクライアントの期待以上の成果を上げると報酬に上乗せをしてくれることがよくある。そのため、クライアントの期待に応えられるように努力をしていくことで、それに見合った報酬を得られるのだ。
フリーランスの場合には業務に対価を与えるという形が基本なので、どんな努力によって成果を上げているかをクライアントが見てくれる傾向が強く、頑張った成果が報酬として返ってくる可能性が高い。